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お葬式の服装マナーについて

2018年11月22日

お葬式に参列するに問われるマナーの一つに、「お葬式に相応しい装いができているかどうか」というものがあります。

これについて見ていきましょう。

通夜のときにはブラックフォーマルでなくても構わない

お葬式は、大きく「通夜」とその翌日の「葬儀(告別式)」に分けられます。
この2つは同じように葬送儀礼ではありますが、服装のマナーは異なります。

通夜は、夜遅くに行われるのが一般的です。
ご逝去の翌日の夜などに行われることが多いのですが、訃報を受ける方は心構えもできていない状況で受けることになります。
また、従来は、通夜は特に親しく付き合っていた人が、「急いで駆け付けるもの」と考えられていました。

このような状況や考え方があるため、通夜の場合はブラックフォーマルでなくても構わないと考えられています。

男性の場合はダークスーツを着用し、女性の場合も地味な色(紺色や灰色)のワンピースを着ればよいとされています。
男性は黒い靴下を履きますが、女性の場合は肌色のストッキングでも構いません。
靴は、何も飾りのついていない黒い靴を選ぶようにしてください。フォーマルの場に相応しい靴であることが求められるため、ミュールやオープントゥの靴は避けます。
ネクタイは、黒色のものが望ましいのですが、地味な色ならば良いとされています。

葬儀(告別式)の場合はフォーマルな装いで

通夜の翌日に行われる葬儀(告別式)は、参列する側にもある程度の時間的余裕があります。このため、通夜のとき以上の「きちんとした装い」が求められます。

男性はブラックスーツに白いシャツを着るのがマナーです。
女性の場合も、黒いワンピースやアンサンブルを選びましょう。
なお現在は女性でもパンツスーツを着用してもよいと考える向きもありますが、「やはり控えた方がよいのではいか」という見解を示す人もいます。

このため、「足が悪いのでスカートは動きにくい」「足に大きな火傷があり、ストッキングを履いていても目立つ」などのように特段の事情がない限りは、スカートを選んでおいた方が無難だといえます。

男性は黒の靴下を着用します。
女性は通夜の席では容認されていた「肌色のストッキング」は、葬儀(告別式)の場では控えた方がよいので、黒いストッキングを選ぶようにしてください。
ネクタイは黒一色のものを選びます。

靴は、通夜のときと同じです。

子どもの服装

子どもの服装は、「通夜」「葬儀(告別式)」では原則として分けられません。両日とも同じ格好で構いません。

お葬式に参列するときの子どもの服装で、もっとも理想的なのは「制服」です。
制服は子どもにとって第一の礼服であるため、冠婚葬祭、いずれの場面でも着ていくことができます。
これに黒もしくは白のソックスを合わせ(極端に短すぎるものは選んではいけません)、ローファーや地味な色の運動靴などを履きます。

なお、ローファーは、大人が履くものとしては相応しくありませんが、子どもの場合はお葬式に参列するための靴として活躍させることができます。

「制服のない学校に通っている」ということであれば、制服のように見える装いを選ぶとよいでしょう。ブレザーなどが望ましいのですが、黒でなくても、灰色や紺色などならば失礼にあたりません。

なお、まだ学校にも入学していないような小さな子どもならば、少し地味な色の服を着せたり、淡い色の服を選んだりすれば問題はありません。

通夜と葬儀(告別式)、共通の話

通夜と葬儀(告別式)の装いのなかで共通しているものとして、「靴」を挙げました。しかしそれ以外にも通夜と葬儀(告別式)の装いで共通しているものもあります。

まず、「袖」です。
男性の場合はスーツを着用することになりますが、女性の場合は「袖の短いフォーマル」もあります。
ただ、お葬式の場では肌を出すことは好まれません。夏場でも五分丈~七分丈があるものを選ぶようにします。

また、「かばん」も同じです。
かばんは、金具などがついていない黒一色のものを選びます。
また、高級な素材であっても、ワニ側などを使っているものも避けます。

寒い時期だとお葬式の会場に着くまでコートを着ていることもあるかと思われますが、この場合も、ファーなどのついたものは避けます。これらはいずれも「殺生」を意識させるものだからです。

「アクセサリー」についても見ていきましょう。
お葬式の場では、「髪の毛をまとめるために使う、必要最小限のヘアアクセサリー」以外は付けていかないのが原則です。

ただし、
・結婚指輪
・真珠を使ったアクセサリー
は許容されます。

結婚指輪の方は特に説明がいらないかと思われますが、「真珠を使ったアクセサリー」については注意が必要です。

お葬式で着用する真珠のネックレスは必ず一連のものと決まっていて、二連のものは使いません。「悲しみが重なる」という意味になるからです。

真珠は、黒でも白でも構いません。
派手ではないデザインのものを選び、首や耳を飾るとよいでしょう。

ただ、結婚指輪も真珠を使ったアクセサリーも、「使ってもいいけど、使わなくてもマナー違反ではないもの」に分類されます。
そのため、不安ならば着けていかない方がよいでしょう。

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