お問い合わせ:0120-47-5940

公式ブログ

家族葬でも挨拶は必要? 苦手な場合はどうすればよいのか

2018年12月25日

冠婚葬祭の場には、「挨拶」がつきものです。それは葬儀の場でももちろん変わりません。

一般葬に参列したことのある人ならば、だれもが、喪主の挨拶を耳にしたことがあるでしょう。

ただ、現在増えている「家族葬」の場合はどのように考えたらよいのでしょうか?

家族葬でも挨拶は必要なのか

家族葬とは、極めて近しい範囲の人だけを呼んで行う葬儀のことを言います。
遺族や親族のみを基本としており、一般の弔問客は基本的には受け付けていません。
エンディングノートで記載があったり、また遺族が特別呼びたいと思う人がいたりする場合は、血の繋がりがなくても呼ばれることもありますが、非常に少数です。

ただ、一口に「家族葬」といっても、その規模はさまざまです。

たとえば、「亡くなった人の子ども2人しか参列しない葬儀」「自分たちが喪主となるものの、亡くなった人は天涯孤独の人。血のつながりこそあるが、もう何十年も会っていない。交流関係も全く知らない」というかたちも家族葬に分類されますし、「非常に交流関係が広い人だったので、一般葬にすると参列者の数がとんでもないことになる。家族葬にするが、それでも親族全員が集まると言っている」ということで参列者の数が50人近くになる家族葬もあります。

どのような家族葬をするかによって、「挨拶」のあり方も変わってきます。

家族葬であっても、基本的には、参列をしてくれた人のために挨拶を行うのが普通です。

遠方から足を運んでくれた親族などに礼を言い、故人の思い出を取り上げ、送り出すための挨拶を喪主が行います。

「一般葬のようなかたちであり、ただ『自分たちが声を掛けた範囲の人にしか出席してもらわない』という特徴を持つ家族葬」では、喪主の挨拶を挟むべきでしょう

しかし前者のように、参列者が極めて少ない家族葬の場合は、挨拶が省略されることもあります。
特に、宗教者を呼ばずに行われることが多い直葬(「家族葬」と一緒に論じていますが、こちらは葬式も通夜も行わず、火葬だけをするお見送りのかたちです)などの場合は、喪主の挨拶を必要としないこともよくあります。

もちろん、「特別のこだわりがあるので、参列者がほんといない葬儀であっても挨拶を行う」「全員でつくりあげる葬儀にしたいので、喪主はあえて挨拶をしない」という確固たる希望があるのであれば、葬儀会社もそれに沿った式を組み立ててくれるでしょう。

葬儀がそもそも「故人を送り出すためのもの」「遺族が気持ちに整理をつけていくもの」である以上、故人のあるいはご遺族の気持ち以上に優先されるものはないからです。

ただ、一般的には上記のような考え方をとります。

喪主が挨拶をするタイミング

喪主が挨拶を行うタイミングは、とてもたくさんあります。

まずは、控え室での挨拶。気心の知れた親族に対してはあまり気にする必要もないかと思われますが、宗教者を呼ぶ場合は、宗教者の控え室まで言ってご挨拶をします。

続いて、お通夜が終わったタイミングでも忙しいなか参列してくれたことなどのお礼を言わなければなりません。通夜振る舞いのときにも、開式と閉式のタイミングで挨拶が必要です。

告別式と出棺の挨拶も、喪主が行うことになります。
火葬場は基本的には挨拶は必要ありませんが、火葬後に精進落としの食事をとる場合は、開式と閉式の挨拶を行うことが求められます。

そのなかで特に問題になるのは、通夜と告別式の挨拶でしょう。
ほかのシーンでの挨拶はごく短いもので構いませんが、この2つの場合は、ある程度長いセンテンスで挨拶をする必要があります。

挨拶が苦手な人は?

では、挨拶が苦手な人はどうすればよいのでしょうか?

1.挨拶にはテンプレートが存在するので、それに沿って原稿を用意する
葬儀の挨拶にはある程度テンプレートが存在しますから、それに沿って挨拶をしていきます。
① 会葬のお礼
②故人の思い出
③生前に受けたご恩へのお礼
④今後も、遺された家族に対して指導などをお願いする
⑤必要に応じて、その後のスケジュールを告げる
これに合わせて埋めていけばよいのです。

2.挨拶が得意な人に読んでもらう
挨拶は喪主が行うのが基本ですが、喪主以外の人が担当しても構わないものです。
特に、喪主がショックで呆然としている場合などは、ほかの人が代行する場合もあります。
また、特別に語りたいことがある人などが、喪主に変わって挨拶をすることもそれほど珍しいことではありません。どうしても挨拶が難しい、という場合は挨拶に慣れた人にお願いするとよいでしょう。

3.葬儀会社や周りの人に相談して原稿を作る
葬儀の挨拶というのは、自分の気持ちを素直に表せばよいものです。
また、たとえつっかえたとしても、それを悪く言う人はいません。
ただ、「どのような挨拶の文面にしたらよいかわからない」「テンプレートを見ても、イメージがつかない」という場合は、葬儀会社のスタッフや、周りの人に相談して原稿をつくりあげていっても構いません。代筆自体はできなくても、話している間に「話すべき内容」が整理されていくのはよくあることです。

お問い合わせ

秦野市 近隣でのお葬式、
家族葬のご相談はお電話またはメールフォームにてお気軽に
ご連絡ください。

通話料無料
24時間365日お電話承ります。携帯もOK
お問い合わせ:0120-47-5940
お問い合わせ:0463-39-5115
お問い合わせ

ページの先頭へ