お問い合わせ:0120-47-5940

公式ブログ

家族葬をした~四十九日法要・一周忌などの法事のときは親族に声をかけるべきかどうか

2019年2月15日

「家族葬」とは、家族だけで故人を見送る葬儀のかたちを指します。

一般葬の場合はほかの弔問客も受け入れますが、家族葬の場合は、基本的に喪主や遺族が声を掛けた人しか参列しません。このような特性上、一部の例外を除き、葬儀は非常に小規模なものになります。

家族葬で故人を見送った場合も、「その後にやるべきこと」はあります。それが「法要」です。今回は、仏教の儀式である「四十九日法要(と一周忌)」を例にとって話をしていきましょう。

四十九日法要・一周忌とは何か

まず、「四十九日法要と一周忌とはどのようなものか」について紹介していきます。

四十九日法要は、仏教の葬祭行事のなかでも非常に重要視されるものです。亡くなった人は四十九日間を掛けて仏様の元に向かい、そこで次の行先を決めるとされています。

ちなみに、この「四十九日法要」は仏教の考え方ですが、神式の葬儀においては「50日」が一つの区切りとされます。

なお、四十九日法要の前には本当は「初七日法要」があります。しかし現在は、親族が全国に散らばっていることも非常に多いため、この初七日法要は繰り上げで行われることが多いのが現状です。火葬後葬儀式場に戻り、そこで初七日法要を行い、精進落としの食事をするケースがよくあります。

「一周忌」の方は、比較的理解がしやすいでしょう。亡くなって1年を目途に行われる法要です。お墓にお骨を納めるタイミングに決まりはありませんが、この一周忌を一つの区切りとして納骨をする人も多く見られます。

この「四十九日法要・一周忌」は、本来は49日のタイミングと1年のタイミングで行われていました。

しかし、法要のために平日に休みをとることは難しい人も多いでしょう。特に、「親族関係にはあったが、比較的遠い関係であった」という人はなおさらです。このため、現在では「だれもが出席しやすい日」を選ぶ傾向が多いといえます。

具体的にいえば、四十九日・一周忌に近い土日に行われるケースが多いでしょう。
なお、特に四十九日法要については、「49日より前のタイミングで行うことはあっても、49日をすぎてから行うのは良くない」とする考え方もあります。
そのため、基本的には、49日を経過する前に行った方がよいでしょう。49日直前あたりの土日にするのがよいかもしれません。

また、四十九日法要・一周忌を行う場合は、寺院側のスケジュールの把握も必要です。

家族葬の場合は四十九日法要・一周忌はどうするべきか

家族葬の場合であっても、四十九日法要・一周忌は一般的な葬儀とほとんど変わりません。参加してほしい人に往復はがきなどで通知を出し、返事をもらうようにしてください。なお、案内状は遅くても1か月前までに送る必要があります。

「どこまで送るか」について迷う人もいるかもしれません。ただ、家族葬を行ったのであれば、そこに出席した人に対しては四十九日法要・一周忌の案内状を送るのが無難でしょう。

もちろん、「家族葬のときには親族にも声を掛けたが、法要にまでなれば最後まで一緒に住んでいた家族だけで行いたい」という確固たる考えがありそれが絶対的な決定事項であればそれを通しても良いのですが、家族葬にまで呼び、また参列してくれた人を除外することは後になってもめる原因にもなりえます。基本的には声を掛けるべきでしょう。

「大きな法要にしたくない」ということであれば、四十九日法要・一周忌の内容を考えることをおすすめします。

一般的に四十九日法要・一周忌の法要の後には、食事の席が設けられます。
ただ、現在は「コンパクトで、お金を掛けない葬儀~法要」の考え方が根付いてきています。そのため、食事の席を設けなくても失礼にはあたりません。引き出物をお持ちいただけば、非難を受けることもないでしょう。

ちなみに、四十九日法要・一周忌の引き出物としてはいわゆる「キエモノ」「日持ちのするお菓子」などが選ばれる傾向にありますが、食事を省略する場合はお弁当やお酒などを入れることもあります。

引き出物は、当然事前に手配をしておく必要があります。
このため、案内状を送る際は、「1週間~2週間前には返信をしてほしい」などと書き添えておくとよいでしょう。

少人数の場合は案内状を使わずに口頭で伝えることもありますが、後から出席人数を確認する必要があることを踏まえれば、やはり「紙」で確認できる案内状が望ましいといえます。

家族葬であっても、四十九日法要・一周忌は一般葬とほぼ同じ流れをとることになります。

ただ、「家族葬のときには呼んだけれど、法要のときには声を掛けることをためらっている相手がいる」という場合は少し考えなければなりません。

不安な場合や決めかねている場合は、葬儀を挙げた葬儀会社に相談するのも良いでしょう。なお、葬儀会社の多くは、依頼すれば四十九日法要・一周忌の手配もしてくれるので相談したいものです。

お問い合わせ

秦野市 近隣でのお葬式、
家族葬のご相談はお電話またはメールフォームにてお気軽に
ご連絡ください。

通話料無料
24時間365日お電話承ります。携帯もOK
お問い合わせ:0120-47-5940
お問い合わせ:0463-39-5115
お問い合わせ

ページの先頭へ