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家族葬における、「故人との向き合い方」について

2019年2月21日

葬儀は、あらゆる人にとって特別なものです。

大切な人との最後のお別れの場ですし、多くの人が悲しみと愛しさをもって故人を見送ります。

今回は、「家族葬における、故人との向き合い方」についてとりあげていきます。

家族葬の場合は、故人とゆっくり向き合える

家族葬の場合、一般の弔問客は受け入れません。原則として、家族が声を掛けた人だけが集まります。

そのため一部の特例を除き、家族葬に参列する人の数は非常に少なくなります。
また、故人や家族にとって特別に親しい人や親戚ばかりが来ることになるので、気心の知れた人たちの集まりとなるでしょう。

参列者の数が少ないだけでなく、家族葬の場合は「受付」を設けないケースも多く見られます。

家族葬では「香典(不祝儀)辞退」の意向を示すことも多いものですし、また辞退の意向を示さなくても「受付」というかたちで人を配すことはあまりありません。

ご近所のお手伝いを必要とすることもなく、うちうちの人だけで葬儀が進んでいきます。

葬儀のときの喪主(喪家・遺族)の役目として、「周囲の人に対する挨拶」があります。前述したように、受付や手伝いを必要としない家族葬では、この「挨拶」に時間や手間をとられることがありません。
手伝いをしてくれる人に失礼がないかなどと気を回す必要もないため、ゆっくりと故人の側で過ごすことができます。

このように、「周りへの気遣いを必要とせず、故人と最後の時間を過ごせること」は、家族葬を選ぶ大きな理由となります。

希望をすれば自宅でのお見送りも可能

また、家族葬の場合は希望をすれば自宅でのお見送りも可能です。

一般葬においては、どうしても「収容人数」の制限が出てきます。
そのため、入院中に「家に戻りたい、家で息を引き取りたい」と故人が言っていたとしても、現実的に自宅から送り出すことが難しい場合もあります。

しかし家族葬の場合は参列する人の数が極めて少ないため、自宅で葬儀をし、お見送りすることも可能です。

もっとも自宅で行う葬儀は、それはそれで大変です。
親族を招く場合はやはり掃除などを必要とします。

また、家族葬だけれど親族の数が多いケースでは、「なんとか入りきることはできるものの、かなり窮屈な思いをする」といった状態になりかねません。

葬儀会館は、葬儀全般(もちろん家族葬も含みます)に特化した施設ですから、「葬儀の挙げやすさ」を考えるのならば自宅よりも優れてはいます。

なお、「葬儀会館で葬儀を挙げるが、自宅には返してやりたい」という場合は、一度ご自宅に故人をお連れすることも可能です。ほとんどの葬儀会社がこの工程を前提としています。そこで枕飾りをし枕経を行い、通夜を行う日に改めて葬儀会館に棺をお運びするのです。

故人とのお別れとご遺体について

「通夜を行い、その翌日に告別式を行う。その後に火葬をして、繰り上げ初七日法要を行う」という場合、「息を引き取られた翌日が通夜のタイミング」とされることが多いかと思われます。

ただ、さまざまな事情があり、翌日に通夜を行うことが難しい場合もあります。

たとえば、「絶対に来てほしい親族が遠方に住んでいてすぐに駆けつけることは難しい」「菩提寺のスケジュールに空きがない」「年末に亡くなったため、火葬場があいていない(正月は閉めている火葬場が多い)」などの事情です。

この場合は、ご遺体をある程度の期間保存しておく必要があります。

基本的にはドライアイスを使って、ご遺体が傷む速度を遅らせるようにします。
この工程は葬儀会社のスタッフが行ってくれるので、基本的にはご家族が何かを行う必要はありません。

ただ、特に夏場の場合は、故人の体は必ずエアコンのある部屋に安置します。24時間エアコンをつけっぱなしにしておいた方が安心です。

なお、「きんきんに冷えてしまった体は嫌だ」「通夜がかなり後ろ倒しになる」という場合は、エンバーミングを施すことも選択肢に挙がってきます。

これはご遺体を保存する方法の一つであり、さまざまな処置を施して腐敗が進むのをくいとめようとする処置です。ドライアイスを利用しないためお体が冷え切ることもなく、また時間経過によるお体の変化もほとんどありません。
ただ、エンバーミングは専門的な技術であるため、対応している葬儀会社は限られています。

棺に入れるもの

納棺のとき、あるいは出棺の前に、棺の中に入れる物について考えていきましょう。

NGとされるものの代表例は、以下の通りです。
・爆発の危険性があるもの(ペースメーカーなど)
・ライターや電池類
・焼け残る可能性が高い分厚い書籍
・ご遺骨を汚す可能性があるもの(プラスチックなど)
・水分が多いもの

注意したいのが、「眼鏡」。
眼鏡も、棺に入れることは危険だとする説もあります。また、貴金属類も避けるべきです。

「これを入れたい、あれを入れたい」という希望はあると思われますが、葬儀会社のスタッフに確認をとった方が安心です。

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