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オリジナル要素のある家族葬、古式ゆかしい家族葬

2019年2月25日

葬儀は、その人にとっての「最後の舞台」です。

そして、大切な人に対して遺されていく人たちができる最後の贈り物でもあります。そのため、多くの人が「自分のポリシーにのっとった葬儀」を希望します。

今回は、それを「オリジナル要素のある家族葬」「古来ゆかしい家族葬」という観点からお話していきましょう。

家族葬であっても、オリジナル要素のある葬儀にすることが可能な場合も

「オリジナル要素のある葬儀」は、しばしばマスメディアなどでも取り上げられます。
その人の愛したもので飾ったり、その人が好きだった食事を振る舞ったりする葬儀などがその代表例です。

たとえば、絵を描くのが好きだった人ならばその人の絵を展覧会のように飾った葬儀会場を作る。

たとえば、音楽が好きだった人ならば仲間の楽団員に音楽を演奏してもらいながら送る。

たとえば、スポーツが好きだった人ならばスポーツ用具を祭壇に飾る。

たとえば、特定のお店の食事が大好きだった人ならばそのお店に特別に頼んで仕出しをしてもらう。

「オリジナル要素のある葬儀」には、「このようにするべき」というくくりがありません。そのため、故人が愛したものや故人らしさが前面に押し出される葬儀となります。

オリジナル要素のある葬儀は一般葬や無宗教の葬儀で比較的よく見られるかたちですが、家族葬であっても家族と故人の希望に従って作り上げることができるところもあります。

また、「祭壇にオリジナル要素を取り入れる」「会場全体をオリジナル要素で満たす」というような大掛かりなものだけでなく、「花祭壇にするが、故人が好きだった花を多めに入れてもらう」「BGMを流す際、本人が好きだった曲を流してもらう」「基本のお料理に、故人の好物を1品だけ入れてもらう」などのようなささやかなオリジナル要素を差し入れる場合もあります。

オリジナル要素を入れた家族葬を希望する場合、葬儀会社との綿密な打ち合わせが必要です。葬儀会社によって「どこまでできるか」というのが異なってくるからです。「このようにしたい」という特別な要望があるのであれば、生前から打ち合わせをしておくこともおすすめします。

古式ゆかしい家族葬で、故人を送る

現在の葬儀業界では、「オリジナル要素を取り入れた葬儀」がよく取り上げられています。しかしながら、昔から伝わる古式ゆかしい葬儀も、決して悪いものではありません。

仏教の場合は、祭壇を用意し、通夜を行い、その翌日に告別式を行い、火葬の後に繰り上げ初七日法要を行い、そして精進落としの食事をとるというのが一般的な流れになるでしょう。

祭壇は白木のもの、もしくは近年非常に広く採用されるようになった花祭壇によるものが多いかと思われます。ここで読経を上げていただき、家族や親族が手を合わせてお見送りをするのです。

古式ゆかしい家族葬の場合、「決めなければならないこと」がぐっと減るというメリットがあります。

大切な人を亡くしたとき、だれもが冷静さを失います。オリジナル要素のある葬儀の場合、非常に多くの打ち合わせ時間が必要となります。オリジナル要素が強ければ強いほど打ち合わせ時間も伸びる傾向にあるため、人によってはかなり心労を感じるでしょう。

しかし昔からの伝統にのっとった葬儀であれば、喪主(家族)が決めなければいけないところは最低限に抑えられるため、時間も手間もかかりません。

また、伝統にのっとった葬儀の場合、参列する親戚などから反発が起きるリスクを最小限にできるというメリットもあります。

加えて、伝統的な葬儀ではほぼ確実に菩提寺にお世話になることになるので、「無宗教の葬儀で行ったのだから、うち(寺)の墓には入れない」などのトラブルが起こる可能性もありません。

荘厳な雰囲気のなかで送りだすことができるのも、スタンダードな葬儀の魅力です。さらにいえば、「葬儀にかかる費用」も算出しやすく、費用の面でも把握しやすくなります。

オリジナル要素の多い式、伝統的な式、どちらが良い?

「故人が生きてきた軌跡」「故人の愛したもの」「唯一無二の葬儀」ということで、オリジナル要素を取り入れた葬儀はとても人気があります。反発する人が出る可能性は否定できないものの、家族葬の場合は参列者が身内しかいませんから、「○○さんらしい送り方ができた」と喜んでもらえることもあるでしょう。

伝統にのっとった荘厳な葬儀も、送る側を厳粛な気持ちにさせ身を引き締めさせます。また菩提寺や親族とのトラブルのリスクを最小限に抑えられるかたちでもあります。

さらに、「費用が算出しやすいこと」「決めることが少ないこと」から、家族にとって比較的負担が少ない(ただし、費用面に関しては算出しやすくなるものの、「絶対にオリジナル要素のある葬儀より安くなる」とまでは言い切ることはできません)葬儀の方法です。

この2つの間に、良い・悪いはありません。
家族葬に限ったことではありませんが、あらゆる葬儀は、遺されていく人と、そして故人のためのものです。遺されていく人と故人が納得できる葬儀をつくりあげることが何よりも大切です。

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