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家族葬と初七日法要~初七日法要を行うタイミング

2019年2月19日

一般葬とは異なる性質を持つ「家族葬」において、「初七日法要」はどのように行えばよいのでしょうか。

それについて見ていきましょう。

初七日法要とはどんな意味があるものなのか

初七日法要とは、仏教における法要のうちのひとつです。人が亡くなってから初めて行う法要をいいます。初めの7日間で、故人はあの世とこの世を分ける「三途の川」にたどり着きます。初七日法要で追善供養をすることで、この川の流れが穏やかになるといわれています。

仏教における法要のなかでもっとも有名なのは、恐らく「四十九日法要」でしょう。四十九日が終われば、亡くなった方は極楽へと旅立ちます。これも非常に大切なものなのですが、ここでは「家族葬における初七日法要」について取り上げていきます。

初七日法要を行うタイミングについて~本来の考え方通り、7日目に行う

「初七日法要」といいますが、この「7日目」には2通りの数え方があります。
亡くなった日を最初の1日として数えるやり方もあれば、亡くなる前日を1日目とする数え方もあるのです。
たとえば3月20日に亡くなった場合、前者では3月26日が、後者の数え方ならば3月25日が「初七日」にあたるということになります。

かつて初七日法要は、その文字通り、7日目のタイミングで行うものでした。

現在では火葬当日に行うやり方(後述します)が主流になっていますが、「一緒に暮らしていた家族だけで家族葬を行った。初七日法要にも他の人を呼ばない」という場合は実際に「7日目」の段階で行うことも比較的容易です。

特に、「故人が高齢であり、一緒に住んでいた家族ももう仕事を引退している」などのケースならば、7日目に供養を行うこともそれほど難しくはないでしょう。

現代においてはまれなかたちではあるため、このようなかたちを希望するのであれば僧侶や葬儀会社のスタッフによく相談した方がよいかと思われます。

初七日法要を行うタイミングについて~繰り上げもしくは繰り込み初七日法要

交通網の発達もあり、現在は「ひとつの地域に親族全員がとどまり、そこで一生を終える」というかたちは少なくなってきました。

遠方に住んでいる人に、「葬儀が終わった後、1週間後にまた帰郷してください」と言うのはなかなか難しいものです。また、会社や学校に通っている人も、平日は休みを取りにくいでしょう。

このような事情を踏まえて、現在は「繰り上げ初七日法要(繰上げ初七日法要・繰上初七日法要と記すこともある)」というかたちをとることが増えています。

これは、火葬が終わったその日に初七日法要まで行う方法です。
多くの場合、火葬場から一度葬儀を行った場所(葬儀会館など)に戻ってきて、そこで初七日法要までを行うのです。また、この後に精進落としの食事をとることもあります(家族葬の場合は、精進落としが省かれるケースもあります)。

火葬が終わった後に初七日法要を行ってしまえば、次に集まるのは四十九日法要となります。

また、繰り上げ初七日法要と同じ考え方で、「繰り込み初七日法要(繰込み初七日法要・繰込初七日法要)」というものもあります。

繰り上げ初七日法要が「火葬の後」に行われるのに対し、繰り込み初七日法要は火葬場に行く前に行われます。繰り込み初七日法要の場合は再度葬儀会館などに戻って来る必要がないため、非常にスピーディーに式が進みます。

繰り上げ初七日法要と繰り込み初七日法要のどちらが良いか、あるいはどちらが一般的かという議論については、決着を見ていません。

ある葬儀会社では「繰り上げ初七日法要は良いが、繰り込み初七日法要は僧侶に断られることもある」としていますが、ほかの葬儀会社では「時間的な負担を軽減できる繰り込み初七日法要の方を主流としている」としています。

「どちらが良い・悪い」「どちらが正しい・正しくない」と決められるものではありませんから、葬儀会社や菩提寺、そして家族と話し合って決めていきましょう。

直葬の場合は初七日法要を省くケースも

家族葬の形態はさまざまです。
「弔問客を呼ばないだけで、それ以外の手順はすべて一般葬と同じ」という場合は、初七日法要を行うケースが多いかと思われます。

ただ、「直葬(火葬式)」で故人を送りだした場合はこの限りではありません。
直葬(火葬式)とは祭壇などを基本的に設けず炉の前でお別れをする形態です。

僧侶にお経をあげてもらうこともありますが、僧侶を呼ばずに行う場合もあります。
特に後者の場合、そもそも宗教的儀式に重きを置いていないことも多く、ご家族の心境(あるいは故人の遺志)として初七日法要を必要としないケースも多く見られます。

家族の気持ちが「初七日法要は必要ない」で一致していたり、故人が「宗教的儀式はしてほしくない」という意向をしめしていたりする場合は、初七日法要を行う必要はないでしょう。

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