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家族葬へのご弔問を角を立てずに上手に断る方法

2019年1月15日

「最後のお別れは、静かに行いたい」
「家族だけで見送りたい」
「義理で参加していただくのも申し訳ないので、家族や親族だけで葬儀を行いたい」

このような考えを持つ人にとって、「家族葬」という選択肢は、非常に意味のあるものです。

ただ、家族葬とは、「一般の方のご弔問をお断りすること」にも繋がります。
「弔意を示したい」という方も多いなか、角を立てずにご弔問を角を立てずにお断りする方法にはどのようなものがあるのでしょうか?

家族葬とご弔問


家族葬は、「家族や親族、あるいは家族(故人)が特に参列をお願いした人」だけが参加してお見送りをするかたちです。このため、原則として、一般の弔問客のことは受け入れません。

家族や故人と極めて親しかった人や血の繋がりのある人だけで故人を送ることができる葬儀のかたちであるため、香典返しを気にしたり、弔問客の接待に心配りをしたりといった負担がありません。

また、「葬儀を行うということになれば、仕事関係の方などが弔問に来てくださるだろう。忙しい時期だし、わざわざ不祝儀を包んでいただくのは申し訳ない」

「故人も喪主も非常な高齢だから、一般的な葬儀をしても、それほど人が集まるとは思えない」という理由で、家族葬という選択肢を選ぶ人もいます。

ただ、家族葬を選んだ場合は、一般の弔問客への案内も必要になります。
ご町内や会社関係、また「家族葬に呼ぶほどではないけれど、血縁関係はある親戚」などが、「葬儀を行う」と聞けば駆けつけてきてくれることもあるからです。

町内や親族への通知などについて

ご町内や親族の場合、ご弔問をお断りする方法は2つあります。

まず1つめは、「事後報告をする」というものです。
現在の葬儀は、家で行うことよりも、なんらかの会場(特に葬儀会場)で行うことが多いでしょう。そのため、「葬儀がある」と通知しない限りは、だれかが亡くなったことにも周りは気付かないケースも多く見られます。

特に、高齢者施設に入っている人や、喪主は北海道の長男が務めるが故人の住まいは青森県で、しかも非常に高齢で人間関係も希薄だった……などのような場合は、喪主が知らせない限り、周りの人は「その人が亡くなったこと」を知らずに過ごしていく可能性が高くなります。

このような場合は、家族葬がすべて終わった後に、「事後報告」というかたちでお知らせすることもできます。
「○○が逝去した。ただ、本人の希望により、内輪で○月×日に葬儀を行った。事後報告になり申し訳ないが、報告する」などのようなハガキを郵送するのが一般的です。

この「事後報告」は、時に「喪中ハガキ」に代えられます。
年末近くに亡くなった場合は、特に、喪中ハガキと一緒にされて送られることが多いといえるでしょう。

また、年の初めくらいに亡くなった場合であっても、特段の報告までは……という場合は、喪中ハガキで代用されることもあります。

もう1つのやり方は、葬儀に先駆けて通知をする方法です。
この場合は、日付を記さず、「○○が逝去した。ただ、本人の希望により、家族葬というかたちで行う」などのように記すのが一般的です。

会社関係の場合は事前に通知を

意外に思われるかもしれませんが、会社関係への通知は葬儀に先駆けて行う必要が出てくる場合が大半です。

故人が現役世代であった場合はもちろん、「故人はすでに引退しているが、喪主は現役世代である」という場合などは、忌引きをとらなければならないからです。

この場合も、基本の文例は親族に対するものと同じです。
例文としては以下のようになるでしょう。

「○月×日、母○○が逝去いたしました
葬儀は故人の希望により 近親者のみで行います
また誠に勝手ではございますが 御香典や御供花 御供物に関しましては辞退申し上げます
生前に賜りました御厚情に深く感謝申し上げ ここにご通知差し上げます」

それ以上のお断りは必要はないけれど……

お断りをするときの文面というのはある程度テンプレート化しています。
そのため、これ以上に特にお断りの言葉をつづらなければならないということもありません。
このように言っておけば、多くの人は、ご弔問をお控えになるでしょう。

また、家族葬の場合は、「逝去した日」は記しても、「家族葬を行う日付」に関しては記さないのが一般的です。

逆に、「この人には来てほしい」という人がいるのであれば、家族葬の日付をきちんと伝えるようにしましょう。

また、不祝儀などを受け取るつもりがないのであれば、その点も分かりやすく伝えるようにしてください。

ただ、このように書いておいても、やはりご弔問にきてくださる人もいます。
そのような場合は、香典などはお断りするにしても、ご弔問自体はお受けするのが一般的です。

また、家族葬を行ったことを後から知って自宅に手を合わせにきてくれる人もいますから、その場合は対応する必要があります。

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